隙間産業

どうやら夏が終わり秋がやって来たようで、寝るときに上裸の下着だけでは肌寒くなってしまった。

 

今年は27時間TVはやらなかったけど、お盆が過ぎ、サマソニが終わり、24時間TVで誰だかよく知らない芸能人ランナーを応援するZARDの歌声を聞き、そして昨晩高校生クイズが放送されたいた。

 

今年の夏も過ぎてみればあっという間だった。

そんな今年はバンドばかりやっている。

 

年末にビニルズに誘われてスタジオに入った時は力の入れ具合さえ忘れていたドラムだけれど、徐々にやり方を思い出し、レオニダに入らさせてもらって、最初のQueが終わった頃には、「あぁ、こんな感じだったか」と自分のペースを取り戻した気がする。

 

それが6月末。それからあっという間に2ヶ月。

ゴールデンウィークUFO CLUBでやったライブの映像を久々に見てみたら、なんか随分昔のことのように思えて不思議だった。そんな今日もこれから練習である。週一度の練習。この歳になってなんで毎週下北に通ってるんだろうか。

 

この歳になってまた本格的にバンドをやり始めるなんて思ってなかったけど、30代になったから出来るバンドの中での立ち位置というのもあると思っている。

 

5−6年前、NewOrderみたいなバンドがやりたいと思って始めたバンドではギタボをやって、曲作りはMTRに自分で録って、と全て自分独りで作業していた。決めなかったのはギターの上物だけ。それは決めなかったからというより、浮かばなかったから。もっというと興味がなかったのかもしれない。。。結局、メンバーが人見知りであまり主張がなかったということもあるけれども、独りで考えられることには限界があるし、なんかつまらなくなって途中で辞めてしまった。

 

それは自分はギタボというメインの立ち位置に不釣り合いだったし、立ち位置がよく分からなかったということもあると思うが、ギタボとしてのコンセプトがかっつり自分の中で確立されていなかったのだろう。

 

ドラムだと立ち位置はどうだろうか?

これが不思議なもので、ドラムでバンドに参加すると、どうしたらいい?とか、こうしてほしい、とか、なんやかんやの葛藤・苛々があまり起きない。ドラムだと全体が俯瞰出来るから、自分が何をすればいいという事が結構クリアに見えるからだろう。何より合わせてる方が楽だし、、、これは大学時代には全く思ってなかったのだけれど、ドラムを叩くことが楽しいのだと思う。平日の仕事に追われて溜まったあれこれをドラムを叩くことで発散される、、、ギタボの時にはこの爽快感はなかったなー。

 

それはバンド内での役割分担にも通じることで、全員がフレーズ持ってきて、全員が尖って主張をぶつけて、要は同じ役割だけ担当しようとしてても限界があるし、まず勝てない。10代、20代の時には絶対できなかったけど、今は他のメンバーが出来ない、やってない「隙間」を見つけて埋めるような位置がハマってる気がするのだ。それにその「隙間」を見つけることが楽しい。もし隙間じゃなくてメインでがっつり張りたくなったら、それはまた他の場所でやればいいし。ドラムからやるべきじゃない。聞く音楽もメンバーが聴いてないジャンルを推すんじゃなく、聴いてるところプラスαくらいを抑えておいた方がバラバラにならずに済む。

 

こんなニッチな隙間産業をしてニヤニヤする為に今日も朝から下北に通うのです。

しかも今日はトータル7時間スタジオに入る。レオニダで4時間、ビニルズで3時間、金曜の夜は深酒出来ないよね。

 

秋になって涼しくなっても晴れない天気とジメジメした気候は変わらず。

このグズグズな天気にマイブラがめっちゃ合うのよね。

ここ最近、轟音に項垂れてます。その浮遊感がたまらなく心地いいのだけど。