複雑な注文

無事に予定していた注文書をすべて受領して11月を終えた。

 

正直この受注が無かったら、下期に入ってからの成績がたった50万円/10億円で殺されそうな勢いだったので、安堵の気持ちで今すぐにでも酒を煽りたいのだけれど、注文を出したお客さんの業績は赤字で、これ以上赤字を膨らますと親会社に吸収合併されてしまいそうな複雑な状況での2.5億円の投資だった。

 

短期的に鑑みれば自分の首は繋がったのだけれど、中長期的にみたら担当する大規模アカウントユーザがなくなってしまうのだから、なんとも世知辛い

 

そんな状況でも上司は「11月の注文はまだか、まだか」頭上に迫りプレッシャーをかけてくる。

 

ふと。半沢直樹を思い出した。

 

金貸しは晴れの日には喜んで傘を貸し、雨の日には喜んでその傘を奪い去っていく。

 

奪い去った傘のせいで関係者全員の首が閉まるのだ。

 

あと一年半で役職離任を迎える上司を除いて。

 

弱肉強食とはこのことなのだろうか。