いつもの儀式

今日はおそらく、日本国内に資本を居とする、いわゆる古くさい企業の大半の正社員にとって、懐が最も潤う日である。

 

夏と冬に一度ずつ。

 

この日ほど労働という言葉にへりくだる日は無いのではないかという程に、あぁ、全然いい思いはしてないけれども、毎朝早くに起床して、心ここにあらずの状態でも身体だけは職場に移動させておいて良かったなと思う。

 

会社は「賞与」という言葉でこの年に2回の儀式を祭典化させていて、わざわざ給料明細を授与式という形で社長から各管理職が受け取り、授与式の終了後に各現場の従業員に配るという形式をとっている。

 

そんなことしなくても、24時に日付が変わった段階でオンラインバンキングの口座出入履歴を見れば、すぐに定量的な数値がわかるので、一番心踊るのは前日の就寝前という事になる。

 

賞与を授与した。今年もこの日の為に日々の仕事と勤勉に感謝を。仲間に慈愛を。

 

仰々しくこういう事言ってる輩が一番怖い。

 

今日から来年の夏まで、いかにしてバランスを残すか。チキンレースの幕が今切って落とされた。