やって来た。

昼の仕事の話なのだけど、突発的に今後のシェアを左右するような大きな商談がやってきた。

 

特に提案までは仕様の選定、価格・体制の整備を全て1週間以内に終わらせ資料を完成させなければならない。しかも短納期で声がかかったということは元が劣勢なので、これから競合と同等まで持って行く必要がある。

 

こういう大きい商談は年に一度あるかどうかで、大体がゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始の長期休暇前後に振って湧いてくる。貴重な連休を蝕んでくるのだ。

 

普段が寝ぼけたように仕事をし、ずさんな事務処理と冗談の掛け合いしかしてない我が身にとって、こういう商談がやって来るのは身が引き締まる、というか文化祭前のようなテンションの上がり方をする。時間がない、大変だ、どうする?と、周りがあたふたしていてもなるようにしかならないのだから、長い打ち合わせと顧客からの説教を楽しむしかない。いつ覚悟を決めるかという話にもなるが、商談が顕在化してしまった時点で負けず嫌いを全面に出して挑むしかない。

 

一見すると全く楽しくない物事を楽しむ能力は、このつまらない世の中を生きていく上で必須のスキルだと思う。

 

日常の8割、いや9割はつまらない、何てことないルーティンだ。

 

だから日常の9割は適当に楽しみ、残りの1割を全力で楽しむ。それくらいの気概がないと仕事なんてやってられない。

 

この商談に関わる関係者が増えるほど愚痴を垂らす人間が増えてくるが、結局は動いた者勝ちで、動いた者しか意見を言う権利はないし、動いていない者は認められず敗者になるしかない。

 

「楽しむ」なんて独りよがりの少し嫌な表現だけれど、こうでもしないと自分が潰れてしまうから、仕方ないね。年末までの残り1週間まだまだ働きます。