渋谷LUSHの優しい夜

2017年のライブ納めをしてきた。

演る方ではなく、観に行くほう。

 

前日に下北沢でライブで、、、こっちは演る方での今年最後だったのだけど、、、早朝に帰宅して髪を切りに行って、終わるまでの3時間の中でツイート観てたら、今年対バンで仲良くしてもらったバンド3組が偶然にも渋谷のLASHというライブハウスでブッキングされているのを知り、そのライブにギターのしばたくんがCandyHopperのゆうひくんと観に行くと知り、、、二日酔いと寝不足の気持ちはさておき、どんどんわくわくしてきてしまい。。。

 

という事で美容室を出た足でそのまま渋谷に直行した。ここまでくると麻薬みたいなもので、やっぱりね、楽しい。このブログはいつもどんより暗いんですが、唯一音楽の話題の時だけ、ちょっと明るくなってる気がします。

 

 

その3組というのは、パニックハウス、Larry Laugh Land、ピッピスタア。

 

パニックハウスはClubQueのCandyHopper企画で知り合い、後者2組は9月のBasementBarの対バンで知り合った。3組とも演ってるジャンルは違うのだけど、どことなくノリが合うというか、ベクトルが似ているというか。もちろんカッコいいというのは前提で。音楽を聴いて一言二言話しただけですぅっと入っていける、そんないい出会い方ができた方々です。ゆうひくんという媒介者がいたのも大きい。

 

パニックハウスは凄くファンキーで、キャラの違う3人がラップで張ってるのが面白いし、ケンカしてる訳ではないのに妙に攻撃的な音に自然と入っていける。ラッパーだけどバンドだから、いい具合の音圧で耳を圧迫してくれる中にキメの言葉が刺さってくる。この日は一番手だったけど、フロアが盛り上がった後に出てくるパニックハウスが物凄く盛り上がる事を知っている。また近いうちに観に行く日がくるのだろうな。

https://youtu.be/PIv2oRhXxEU

 

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Larry Laugh Landはパニックハウスとは対照的に、優しかった。パニックハウスが「熱い」なら、Larry Laugh Landは「暖かい」。とても暑い夏に、太陽の熱で水温まで上がってしまったプールに飛び込んだ時のような心地よさ。温度差が少ないからずっと浮かんでいられる。レゲエ調のカッティングギターに白い照明の光と高温でゆったり歌う声が酒で上手く回った脳内を刺激し、恍惚ってこういう状態を言うんだろうなってくらい、気持ちがよかった。1/10にBasementBarで対バンするのだけど、今から楽しみ過ぎて仕方ない。

 

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トリのピッピスタアは60〜70sのUKロックのようなコード進行と綺麗なコーラスワークに惹かれる。特にランニングで音階を上下するベースラインが最高で、すぐに、クイーンのジョン・ディーコンてこういうフレーズ弾くよなっていうイメージが頭に浮かんだ。1曲目がギターではなくピアノ始まりだったのだけど、ピアノ編成の曲をもっと聴いてみたい。それこそエルトン・ジョンやフレディー・マーキュリーのような。バーで酒飲みながら聴きたいよ。本当に。

https://youtu.be/8QvbNZYMv3c

 

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結局渋谷LASHに4時間滞在した。

 

二日酔いと寝不足はライブが終わった後に一気に押し寄せて来た。疲労とともに。

 

でもいいんだ。

ファンクと、レゲエと、60sブリティッシュロックと色々ごちゃ混ぜになった音の海が身体を包んでくれた。

 

渋谷から新宿に向かう山手線の車内には若者がやらかしたであろうゲロがドア目がけてブチまけてあり、 ホームでは酔っ払いたちのけたたましい笑い声が電車のクラクションとともに跳ね返りこだまし、中野から家まで歩く夜の道は酒で冷えた身体を容赦無く凍て付かせた。

 

音楽の暖かさと帰り道の冷たさが、何故か無性に年末感を思い出させた。

 

いよいよ今年ももう終わるのだ。