MTR

宅録

 

音楽をやっていない人からすると何のことだ?となるだろうが、家に録音機材を持ち込んで、自前で曲を録ることである。バンドって、友だちが多くてすぐ組める人なら苦労はしないが、知り合いが少なくバンドを組む人数に至らないけど曲が作りたい、またはバンドを組んでいても、より具体的なイメージで曲を持っていきたいとなれば、自分で多重録音した音源を聴かせるのが1番手っ取り早い。

 

スタジオでなんとなくジャムって作れる人と、全部ある程度カチッと決めて作りたい人と多分二者に分かれる中、色々やってみて自分は後者なのを痛感している。まぁ、担当がドラムで音階で指示が出し辛いというのも大きな理由ではあるが、決めたいところはカチッと決めたいのだ。

 

そんな訳で大学生の頃に買ったMTR(つまみが沢山ついている録音機材。よく学校の体育館とか視聴覚室でマイクを使う時に置いてあるアレです)をあれこれ使って、社会人になってギタボでバンドを組むまで、ちまちまとリズムギター、ベース、手入力のドラマと声を2〜3つ、ひたすら籠って作ってた時期があった。これがまた不思議で、もう具体的なイメージまであって録音して音を重ねてく時の作業は、細かく絵を描いていくような楽しさがあって、つい時間を忘れて没頭してしまう。

 

当時使ってたMTRはZoomのMRS8という製品で、何が1番いいって、左についているドラムパットを曲に合わせて押す事でリアルタイムでドラムパターンが録れた点だ。

 

ZOOM マルチトラックレコーダー MRS8

ZOOM マルチトラックレコーダー MRS8

 

 よく、iPhoneのドラム演奏出来るアプリで指でドラム叩いてる動画がyoutubeにUPされてるが、あれの先駆け。まさに指でドラム叩いてた。家で一人で。哀しいかな。

 

ただ、12〜3年前に発売された製品なので、読み込めるSDカードは256MBだけ。一曲録ったらすぐに容量が飽和するので、いちいちデータをPCに移してまた次の曲を録音。。。という事を永遠とやっていた。

 

ギタボでやってたバンドを辞めて、もう使わないだろうなと思い、引越しのタイミングで捨ててしまった。7〜8年は使っていたので。懐かしの機材である。 

 

さて、時は過ぎて2018年。

 

やはり一からちまちまと自分で作りたいとなった時、使い慣れたMRS8が無い今、どうしたものかと悩んでいる。

 

iPhoneオーディオインターフェースをくっつけてGarageBandで録るというのも手だろうが、こういう時、自分の担当楽器に凝りたくなるのが嫌な癖で、ドラムはちゃんと叩いたものを録りたい。

 

ドラムは生音で録るなら最低でも5チャンネル(ハイハット、キック、スネアの3点とエアーと呼ばれるドラムセットの頭上に左右1本ずつマイクを立てて録る形)を同時録音出来る必要があり、以前は宅録用のMTRで録れる上限は大体2〜3チャネルだった。それ以上の機材を買うなら10万円前後するか、中古で安く買ってもやたら重いハードを運ぶ必要があった。

 

色々ネットで見てるうちに、ZoomのR16またはR24という製品がこの要望を満たす事が分かった。技術の進歩は凄まじい。こんな機材が3〜4万円前後で買えるようになったのだから。大学生の頃じゃ考えられなかった。

 

ZOOM ズーム マルチトラックレコーダー 8トラック同時録音 16トラック同時再生 R16

ZOOM ズーム マルチトラックレコーダー 8トラック同時録音 16トラック同時再生 R16

 

 

ZOOM ズーム マルチトラックレコーダー 8トラック同時録音 24トラック同時再生 R24

ZOOM ズーム マルチトラックレコーダー 8トラック同時録音 24トラック同時再生 R24

 

 この二機種、どちらも8チャネル同時に録音出来る。違いとしてはコンデンサーマイクを挿せる本数の上限、名前の通りトラック数の上限(16 or 24)くらいだ。

 

普段大きな、と言っても数万円程度だけど、の大きな買い物をしないので、久しぶりに悩んでいる。どちらを買うべきか。

 

こんな事にまた凝る時期が来るなんて。

人間って、いつ迄経ってもあまり変わらない。