謎。

帰宅するとテレビの前は何故かあるレンタルDVDで溢れていた。

 

テレビ放送が始まってから22年目のこの長編作品は既に21作品もの劇場版が存在し、我が家に散在していたのはこの内2000年代に上映された作品の幾つかであった。

 

22年も放送しているのに物語の中では時が止まっており、高校生が小学生に戻ってしまったのも早22年前。とっくに元の年齢を超える月日が経っているとは思えない。時が経つのは早い。

 

第1話の放送時、自分は小学4年で友人の家から帰宅し、遊園地で全身黒づくめの男達に薬を飲まされる場面をZIGGYのエンディングテーマと共に観たのを覚えている。そういえば、ハイロウズの曲を始めて聴いたのも、B'zのサポートミュージシャンをMr.BIGのビリーシーンとパットトーピーが勤めていた事も、この作品のOPから知った。

 

 あの時、単行本はたった4冊しか出てなかったのに、先日コンビニに91冊目の新書が発売されていた時には驚いた。このままだと未完のまま絶筆ということもあり得る。そうなったら一生見た目は子供。頭脳は大人のままになってしまう。

 

転がっていた劇場版に感化され、会社の目の前にあるTSUTAYAでこの作品の主人公と、かの有名な泥棒の3代目がコラボするDVDを借りて観た。

 

3代目の方は放送開始から既に50年近く経過しており、声を担当する俳優さん達はおじいちゃんおばあちゃんなっていた。テレビの中の映像はどんどん綺麗で鮮明になるのに、声だけは不思議としゃがれて渋みを帯びていた。この3代目の仲間の女性の声はもはや水戸黄門由美かおるばりにおばあちゃん化していたのは内緒である。

 

3代目が偽札の出所だったヨーロッパの小さな公国を訪れてからも早40年。何度も観ているだけに、こちらも時が経つ早さをまざまざと見せつけられる。

 

 

にしても、あれだけ人が殺される場面に毎週毎週小学生が遭遇していていいのだろうか。

 

この作品の中だけは、所謂、真実はいつも一つ的な世界が成り立っているらしい。