恐怖。

自分が40歳になった時、一体何をしてるんだろう。

 

The cheseraseraのライブを観たのち、「オレらあーいう感じになるまでバンド続けたら40歳になっちゃいますよ」としばた君から言われた。

 

しばた君が40歳なら、オレは40台半ばで足掛け50歳。

 

もっと言ったら50歳を超えたらどうなっているのだろう。

 

1番恐ろしいのは体力。

ただでさえ徹夜が出来ない。お子さまなので、2〜3時になると周りに誰がいようといつの間にか寝てしまっている。もっと話したいのに欲に勝てない。50台になったら24時を跨がなくとも意識を失ったそうだ。

 

次に生活。

今の金以外何の得もない労働をずっと続けているのだろうか。管理職になるつもりは無いし、必要以上につるむ気もないから、東京以外の僻地に異動になったり、会社が無くなったりしない限り、主体的に何も変えていかないだろう。

 

何年やっても飽きない事が趣味なのであれば、バンドして、本読んで、酒飲んでちょっと走っての繰り返しでいつの間にか歳をとってしまっている。これ以上趣味が増えるとは思えない。

 

そもそも、40になるまでバンド続けて、ちゃんと形になっているのだろうか。そんな事を考え始めると、漠然とした闇に身体中が覆われた気分になる。そういう時、早く一人になって部屋で何もせず、うじうじしていたくなる。

 

 

社会人一年目の年末にも同じ思いをした。

 

最終出勤日なので、午前中で業務を終え大掃除をして各々が事務所で酒を飲み始める。周囲だけが盛り上がっていた状況に何故か急に恐怖した。周囲の喧騒に殺される気がした。楽しんでいるはずの周囲が、けたたましく、生贄を捧げ踊り狂う土着民のように野蛮に見えた。周囲に祭り上げられて殺される。全然そんな事ないはずなのに。

 

逃げ出すように帰宅した。

帰って自分の空間に籠って酒を飲んで落ち着いた。年初にまた仕事が始まる事に怯えながら、日が経つ度に、「あと何日で仕事に行かなければならない」と、何をしててもカウントダウンが頭の中で続いていた。

 

あの時に似た恐怖を昨日のZherTheZOOで感じた。何故だろうか。

 

ふと、何も出来ない気になった。

いや、出来ないんだけど、出来てない気になった。

 

こんな事を考えている合間にも、いつの間にか歳をとって死んでしまうのだろうか。時間が無いという事だけは確かかもしれない。