彼岸。

よく晴れた日だけど気温はまだ肌寒い。

 

某有名ECサイトで頼んでいたMA-1が届いたが、暖かくなりきっていない微妙な天気で着るにはまだ早かった。

 

今日はお彼岸の入り日。

「今どき珍しいですね」とよく言われるのだが、別々に住む家族が介するのは盆暮れ正月しかないので、年に二度、寺には必ず訪れる。都心からアクセスし易い場所に墓があることだけが唯一我が家の自慢かもしれない。花粉でぐぢゅぐぢゅの鼻を引きずって家を出た。

 

今回から物理的な参加者が一人減ったお彼岸。こういう時、時の移り変わりを感じる。

 

吉祥寺は相変わらずの人混み。

皆この街に何を求めるのか。実は夜になれば眠る街だし、何もかもが揃う、と言うわけでもない東京の田舎、吉祥寺。それでも午前中から人で溢れていた。

 

昼ご飯を食べる場所を探そうと、東急の周りをぐるぐる回る。あの店もこの店も入れ替わりが激しく、カフェはラーメン屋になりBananaRepublicはZARAになり、焼肉屋はカフェになっていた。おそらく以前から飲食店やアパレルショップの入れ替わりは激しいのだろうが、あそこも変わった、ここも変わった、と変化ばかりに気付くのはそれだけ時が経つのを早く感じるようになったから。吉祥寺によく通っていたのは10年以上前のこと。別の意味で時の移り変わりを感じたが、いつの事だかもわからないくらい昔の出来事のようだ。半年も10年も流れが歪んでよくわからない。

 

思い出補正ばかりがかかる過去のあれこれ。

 

帰りがけに本棚から学生時代に読んでいたマンガを拝借。家に帰ると「また家にゴミを増やして」という顔の嫁が待っていた。