深夜特急3 インド・ネパール

ようやく半分までたどり着いた。それでもまだインドのデリーに到着した段階だ。アジアは広い。ヨーロッパへはまだ程遠い。

 

深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)

深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)

 

3巻はインドのカルカッタに入ったところからスタートする。物乞いとカーストと貧困の国。混沌。そう、中国やタイにも及ばない混沌。インドに行ったことはないが、街を歩いていてふいに物乞いに足首を掴まれてしまうような混沌が現代でもあるのだろうか。行ってみたい。

 

カルカッタから北上しネパールのカトマンズでヒッピーとハシシに惑い、再びインドのベナレスに戻りデリーへと北上する。

 

ベナレスのガンジス河では河に隣接する死体焼却場から火葬された死体、そのまま流される死体、1日何十人とも数えられない程の死体がガンジス河へと還っていく。遠藤周作の「深い河」を読んだ時にも同じような描写が出てきた。もしかしたら、ガンジス河はこの世で最も彼岸に近い場所なのかもしれない。そう思うと、やはりいつか、生きているうちに一度は訪れてみたいと切望する。

 

筆者はいよいよ元来のスタート地点であるデリーに入ったが、酷い高熱と頭痛で倒れる。ここからがようやく後半戦だ。4月中に読み終われるか。ペースは落ちて来ているが、せめてゴールデンウィークまでには読破したい。