ひかりのうみ

二日酔いを冷ますには時を待つしかない。結果として充分な睡眠を取ったことが功を奏したのかもしれないが、それだけじゃない。

 

いつものように大久保駅を降り、ドラムのカートを引きながら混沌としたアジア人街を通り抜け新宿Marbleへ向かう。テンションを上げる為にジミヘンのPurpleHazeを聴いていたら、Marbleで出迎えてくれたミラ君がジミヘンのTシャツを着ていた。そこでまたテンションが上がった。「おぉ」というワクワク感である。

 

今日のライブはすこぶる楽しかった。楽しかったというより暖かかった。

 

演っていて曲とともに徐々に上がっていく。フロアも段々と高揚していく。Marbleの適度なフロアスペースがまたちょうど良かった。いつもより大きめのキックが外音としてフロアに響き、上物は生音でそのまま拡散出来た。いい流れでフロムTokyoへ、そしてAジャスティスへと繋げられた気がした。

 

「ひかりのうみ」というイベントネームはミラ君が決めたらしい。「最果て東京」と歌うミラ君。最果て東京は人だらけで、良くも悪くも汚らしい。欲望も野心も渦巻いているし、今日もどこかで誰かが騙し騙され合って生きている。ライブ後半2組のMCからは、そんな東京でも自分らは頑張るのだという生真面目さが感じられた。どちらも東京を意識していた。

 

「東京」というバンド名も、「東京」という曲名も、東京出身者には絶対に名付けられない。だからその分、東京出身者には出来ない音楽があるのだろう。

 

企画はまたブッキングと違う良さがある。演者もお客さんもそこに居る皆を暖かく包んでくれる。ブッキングよりホーム感が強い。それだから辞められないのよね。

 

ミラ君、後藤君、山口君おつかれさまでした。良い企画に呼んでくれてありがとう!

 

f:id:leonida_nara:20180608075841j:image


f:id:leonida_nara:20180608075837j:image


f:id:leonida_nara:20180608075832j:image

 

レオニダの行脚は9日のハレチカFesへと続きます。