徒労

新川崎の駅に初めて降りた。

 

横須賀線の武蔵小杉の隣。駅の歴史は比較的新しく、横須賀線が東京駅地下に乗り入れた昭和55年に合わせて開業したらしい。横須賀線だから、並走する貨物船や成田エキスプレスが横を通り過ぎていったが、降りてみると本当に何もなく、駅前は国道と橋。回り込んで大きいスーパーマーケットの入った複合施設が一つあるだけで、あとはだだっ広い民家の立ち並ぶ地方の住宅街。何故こんなところに降り立ったのかというと、手配した製品の納期が遅延に遅延し、電話とメールだけの状況確認では満足出来ず、直接オペレーション部隊に乗り込んで話をつけて来ようとしたからだ。

 

但し、オペレーション部隊の居る事業所は新川崎駅から徒歩で15分。本日の気温は36度。歩き始めて30秒足らずで汗が吹き出た。

 

国道と思わしき道をひたすらに歩き、スーツの上下全身を濡らしようやく事業所に着くと、担当者は本日武蔵小杉の事業所の方に常駐だという。事業所に着いてものの5分で来た道を引き返す。武蔵小杉の事業所は南武線出口の目の前。武蔵小杉駅に降りた人ならわかると思うが横須賀線ホームから南武線出口までは500m以上ある。とても同じ駅とは思えない程に乗り換えが辛い。この道をまた往復する。当然、馬鹿みたいに汗をかきながらようやく事業所へ到着する。

 

このクソ暑いのにどれだけ歩かなければならないのだろう。今日だけで、東銀座→新橋→新川崎→武蔵小杉→新橋→東銀座→新橋と、ここまででトータル15,000歩以上歩いてた。

 

しかし、面と向かって会うからして話がスムーズに進むことは多い。人間は皆、身近と感じる知り合いにこそ親身に対応してくれるのだ。

 

その後下北沢へ向かうのだが、これだけ歩いても酒を飲めば意外と朝まで起きてられるようで、きっかり24時間起きて朝8時に就寝。寒いとこうはいかない。暑いには暑いなりのメリットもあるようだ。