路上。

日曜の夜。八月の微睡みという名の知り合いの演奏を観に東新宿まで出掛けた帰り、新宿駅の大ガード下でBurnQueの路上ライブを観た。

 

八月の微睡みは、自分の粗相もあってぎりぎり演奏に間に合わなかったのだ。あぁ、やってしまった。。。申し訳ない気持ちで演奏を終えた3人に酒を奢り、たまたま居合わせた茶封筒のらすてぃくん、その知り合いのフランス人のミュージシャンと歩いて帰ったのだが、気持ちが収まらなかったというのもあり、東新宿から靖国通りを抜け、BurnQueを探しに行った。

 

彼等が路上ライブを週5でやってる事は知っていた。ガレージで対バンした時に聞いていたから。いつも西武新宿駅の前でやってるらしいのだが先客が居たらしく西口の横断歩道前に移っていた。

 

早速みんなの酒を買って演奏に備える。持ち込みの小さいアンプとフロアタムをバスにしたドラムという簡素なセットだが、路上でやると音は大きく、横断歩道の反対側まで爆音で聞こえていた。

 

通り掛かりの人たちを演奏で惹きつけCDを買わせるのだから、相当に魅力的なパフォーマンスが必要だと思っていた。だが、特に路上だからと気張ることなく、ライブハウスのステージで演奏しているBurnQueとあまり変わらないイメージだ。ライブハウスで気を抜いてるとかそういう話ではない。ライブハウスの演奏をそのまま路上に持ってくるだけで、相当に一般の人は魅了されるんだと理解した。もともとBurnQueがテンションをぶち上げる熱いパフォーマンスをしてるというのもある。

 

「ライブハウスには客が居ないから、路上で演奏してCD売った方が効率が良い」

 

そんな状況でもライブハウスが潰れずに営業出来るのは何故なのだろうか。

 

一つはバンドマンから金を取っているから。もう一つは週末や休日など人が集まりやすい日に利益率の高いイベントを打っているから。終演後にバーにならないライブハウスは上記のどちらかあるいは両方で月単位、年単位で営業損失を出さないように運営しているとしか思えない。ライブハウスも飲食店と変わらない。脱サラしても飲食店だけは開業するなと言われる。それだけ成功する確率が低く、競争が多い業種だからだ。

 

バンドとしては当たり前だが多い客の前でライブをやった方が達成感も充実感もある。何より楽しい。でも、ウィークデイのライブハウスに出続けても集客は増えないし、新しい人に知ってもらえる機会は少ない。分母がゼロに近いのに分子が増える訳がないのだから。

 

でも方法はいっぱいある。

 

BurnQueのように自ら分母が多い路上へ打って出てファンを獲得する方法。ライブハウスのブッキング担当やイベンターに認められて集客の多いイベントへと階段を上がる方法。ネットでバズって一足飛びする方法。個人的にはバンドのパーソナリティに合った方法を取るのが最も自然だと感じてる。演者が自然体で楽しんでなければ聴衆に良さが伝わる訳無いからね。

 

とにかくぶち上げたいなら、BurnQueの方法は正解なんじゃないかな。路上で弾き語りして客を集めるより、バンドにして複数の音を出した方が魅力的だというのも分かった。人と同じことしてても駄目だということか。

 

また遊びに立ち寄ろう。理屈っぽくなってしまったが、観ていて最高に楽しかった。レオニダは路上をするようなスタイルじゃないから、違う路線で頑張りたい。彼等に負けないようにね。

 

 

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また対バンしよう!

 

ちなみに今回じっくりと見れなかった八月の微睡み。次回は4/6に渋谷LUSHなので、今度こそリベンジしたい。