愛と欲望

好きな人が出来ました。そこにあるのは「愛」でしょうか。それとも「欲望」でしょうか。

 

どちらか明確に選べる場合もあれば、その両方でもあり、どちらでもない場合もある。

 

欲望よりも遥かに愛の方が定義が広く難しい。

 

人によって解釈もまちまちだ。だから愛も欲望も両方とも存在する場合だって多分にある。もちろんそれが理想だ。しかしその逆も考えられることで、お見合いや家柄、生活の安定の為に相手を選択する結婚もあり得る。結婚が愛の具現化かという問いはさておき、その場合は愛と欲望どちらも最初には存在しないが、付き合っていく過程で生まれる場合もある。つまり最初には愛も欲望も存在しない。

 

例えば「相手とセックスがしたい」としよう。それは愛だろうか、それとも欲望だろうか。

 

どちらも根底にはその相手のことを好きだと思う感情があるには違いない。けれどもその好きが何によって使うがされているのか。欲望ありきで始まる愛もあれば、愛が徐々にただの欲望に代わりそれで終わる場合もある。

 

そうなった場合、一生を共にする相手を選ぶのは至難の技だ。

 

一緒に居て気持ちが落ち着く、性の相性が良い、話しが合う、、、理由は様々であれ、それら全てを網羅した人間が現れることは難しいから、どれを優先順位とするか。それはその時々でも変わること。だから妥協なのではなくて、そのタイミングで選択したものがたまたま人生を左右してしまっただけのことだ。

 

どの選択が幸せなのか。それもその時々の状況下でしかわからない。

 

幸せを求めるより不幸を避ける方が取捨選択には案外有効なのかもしれない。一生かかって悩み続ける問題である。今の自分にはまだまだ解けない謎である。