麺。

昼まで家で仕事して、夕方になってお客さんとの飲み会で横浜へ戻った。

 

家では今年はじめてそうめんを食べた。細く微かな味しかしない麺と氷でキンキンに冷えたつゆ。喉越しが良いのでつい食べ過ぎて気付くとお腹いっぱいになっている。これで風鈴の音と蚊取り線香の匂いがあれば夏は完成だ。

 

そうめんは漢字で「素麺」と書くらしい。

特に何も施さない麺。良い響きだ。

 

逆に夜は飲み会の締めとしてつけ麺をご馳走になった。主張しかないような超こってりの豚ガラスープにそうめんの何倍もある太さの麺を付けて食べる。

 

同じように味のあるつゆに付けて食べるのに、こんなに違うのかっていうくらい濃厚で、酒で満たされた腹には少々荷が重く、半分くらい残してしまった。

 

夜に炭水化物を摂取するのが物凄く怖い。

翌朝に数値として跳ね返ってくる体重が現実として身に響くからである。

 

そして、怖いという他にも食べたいという欲がわかなくなった。

 

そうめんくらいの程よい主張でお腹を埋められればそれで充分だったりする。

 

何を食べても胃がもたれることはないが、摂取する食べ物は自分の身体や果ては性格まで決定付ける気がしている。文字通り「肉食系」とか「草食系」とか言うやつだ。世間ではまだそんな言い方ってされてるのだろうか。

 

身体から煮えたぎる圧と漢を出してくる肉食系は嫌だが、明らかに線の細い草食系も社会生活を生き残っていけなそうだ。

 

どうせなら草食系の身なりした肉食系にでもなりたいものだが、何を食べればそんな見かけと中味にギャップのある人間になれるのだろうか。

 

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しかしまぁ、このまま好みを突き詰めていけばどんどんと質素な方向に流れていき、最終的には酒とそこそこの摘みさえあればそれで完結する食生活に落ち着きそうだ。

 

会社のおじさん達は何故もあぁ行き過ぎというくらいまで太ってしまうのだろうか。飽食も過食も行き過ぎると無駄しか生まない。

 

そしてそこまで自分の身が肥えてしまうのは、やっぱり嫌だし怖い。