ドンキー。

CSSをご存知だろうか。

 

自分と同年代のガールズロック好きなら確実に知っていると思う。00年代後半にあったニューレイブ系オルタナロックのムーブメントの中でヘタウマでニューウェーブ感あるギターとリフレインするシンセのリフ、そして本人達がどう感じてるかしらないがTom Tom ClubやSlitsを彷彿とさせる歌声。大学時代にTSUTAYAでバイトをしてた頃、確かサマソニに来る外タレ特集のようなコーナーで「Donkey」というアルバムに出会い、その中でも最もキャッチーな「Left Behind」という曲が気に入ったのだった。

 

 

ニューウェーブぽい曲って最近全然流行ってないじゃん、流れはジャミロクワイマッシヴ・アタック、初期ケミカルブラザーズみたいな90年代R&B、アシッドジャズの再来じゃんみたいに言われているが、そんな事はないんじゃなかろうか。

 

例えばChaiなんかニューウェーブにディスコ・ダンスロックの流れを汲んだ系譜を踏んでいると思うし、本人達もCSSにtUnE-yArDs、Basement JaxxTom Tom Clubを足して4で割った音楽がやりたいと公式に発言している。肝にあるのはシンセサイザーで、あのエレクトロな音がニューウェーブ的なジャキジャキ、いや、もっとチープなチャキチャキとしたギターにいかにAdd-onされるかが醍醐味な気がしている。

 

「Donkey」以後のCSSは更にエレクトロ色を増し「La Liberacion」の「I love you」ではマドンナの「Hung Up」を彷彿とさせるディスコロックになっている。

 

 

最近は活動休止してしまってるようで残念だけれど、調べてみたら2013年に「Planta」というアルバムに出していた。余談だが、クラクソンズのギタリスト、サイモンテイラーはCSSのボーカルLovefoxx(凄い名前!)と一時期結婚を考えていたらしい。凄い組み合わせ。クラクソンズはシンセボーカルのジェイムズがキーラ・ナイトレイと結婚してるし、音楽だけじゃないすげぇバンドやなと再認識。

 

そんなクラクソンズはファーストが最高。

近未来の神話

近未来の神話

 

 

ラクソンズやCSS、果てはThe ting tings、Jupiterみたいなキツネメゾンのコンピ系の音楽。今でも充分カッコイイと思ってるんだけどね。

 

そういう音楽、もっと流行って欲しいな。Chaiが広めてくれると信じてます。

 

N.E.O.

N.E.O.